病気発見だけでなく、予防の為の人間ドック

人間ドックとは病気の症状があるなしにかかわらず、定期的に病院で検査をすることにより、病気の早期発見・予防を行う事を目的としています。
一般的には半日から一日、もしくは二日程度をかけて検査するという場合が多いです。
検査内容としては身長・体重測定のほか、血液検査、尿検査、検便、心電図検査、胸部エックス線検査といったものが主となります。傾向として年齢が若いほど検査項目は少なく、年齢を重ねることにより病気のリスクも高まってくることから検査項目が増加していくことが多いです。
また大抵の人間ドックを行っている医療機関ではオプション検査として、脳ドック(コンピュータにより脳の断面図をとるもの)、大腸内視鏡検査、乳がん検査、睡眠時無呼吸症候群検査、ピロリ菌検査など様々な検査を追加で受診することができるようになっています。
人間ドック自体がそうですが、健康保険適用外となるため追加オプションの内容により検査料も変わってきます。ただし多くの健康保険組合では人間ドックを受診する際には補助金制度があるので、検査前に調べておくとよいでしょう。
最近では医療改革の進まない中国の状況を踏まえ、来日して人間ドックを受けるという中国人富裕層向けツアーを販売している会社もあります。